直接糖と間接糖

三大栄養素の中に糖質、蛋白質、脂質があります。

その中の糖質ですが体内でエネルギー源です。

栄養学的に直接還元糖（直接糖）と間接糖に分けられます。

直接糖とは砂糖、黒砂糖、蜂蜜、甜菜糖、きび糖、メープルシロップ、三温糖など植物から糖分だけを取り出した糖などです。

人工甘味料や精製された米や小麦粉などと遺伝子組み換えされた果糖（異性果糖液糖）もこちら側に含まれます。

直接糖は口に入れた直後から急激に血糖値を上昇させてしまいます。

体の中では急激に上がってしまった血糖値を下げるために膵臓でインスリンを作って分泌します。（インスリンスパイク）

イメージとしては火事がおこったので放水ですね。

 

間接糖は野菜や果物、穀物、肉等に含まれて高糖度ではなく体内で緩やかに分解され糖質が吸収されていくもので直接糖とは違い血糖値の上昇も緩やかに上がっていきます。

玄米や全粒粉、オートミール、いちご、さつまいも等

自然界から自然に取れる糖ですね。

三大栄養素の中にある糖質はこの間接糖を指していて直接糖ではありません。

直接糖の過剰摂取は糖尿病や虫歯は勿論、アレルギー、肥満、心筋梗塞、脳梗塞、がん、免疫力低下による感染症、頭痛、冷えや集中力の低下骨を弱くするなど様々な原因となるとされています。

 

自然界の動物はお菓子やケーキ、ジュースなどを摂取しません。

安心してください！間接糖だけで生きていけますので^_^

しかし現代では品種改良などで果物や野菜の糖質が高くなっているので間接糖であっても取り過ぎには気をつけてくださいね。